Regret

まずはじめに、被害者の方に謝罪させてください。

以前2回も謝罪させていただき(過去の記事をご参照ください)、すべての罪を許していただき、再三ご指導いただいていたにも関わらず、再度不愉快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。

 

今回の件について、簡単ではございますが経緯を記載いたします。

 

昨日と本日の2日間に渡り、被害者が所属しているグループが実施したバスツアーにおいて、違うグループのアイドルから電話してもらえるサービスを受けてしまうという事故が発生いたしました。

また、帰りのバスの道中において、グループ内メンバーの胸の大きさをフルーツに例えてSNSに誤ってアップしてしまうという事故も発生いたしました。

 

今回は電話サービスについて記載いたします。

 

行きのバスの車中でのことです。

移動時間のコンテンツとして、あらかじめファンにアンケートでとっていたメンバーへの質問をトークテーマとして話していこうというものがありました。

 

あるファンの質問で”まだ公表していない秘密を教えて”みたいなのがありました。

私はそれを窓の外を眺めながらBGM的な感じで聞いていました。

 

最初はメンバーが答えていたのですが、突然あるメンバーが言いました。

「先輩の秘密も聞きたい!」

被害者が所属するグループではファンのことを先輩と呼んでいます。意味がわかりませんか?私もです。

 

私は変わらず窓の外を眺めていました。1番前の席にいたにも関わらず大変失礼なのですが、もはやラジオを聴いている感覚に近かったです。

 

そんな中、予期せぬことが起きました。

私の前に座っていたメンバーが私を指名したのです。

 

「…………………は?」

 

秘密なんて(山ほどあるけど)ないよという顔をしつつ、つまらないことは言えないし、言えないことしかないと、私は困り果てました。

「ないよ」と言ったのですがスルーされ、これは何かしら話すしかないという空気になってしまっていました。

 

このとき、最年少のメンバーが私を見てニヤリとしたのを覚えています。この時点で適当にやり過ごしておくべきだったと悔やんでいます。

 

彼女がニヤリとしたときは何かしら危険なことが起きると過去の経験からわかっていました。私が何かしらの秘密を抱えているとわかっていたのでしょう、彼女は「今推し(被害者)がいないから大丈夫だよ」と満面の笑みで言いました。被害者は別のバスに乗っていたのです。

 

そして私は話してはいけないことを話してしまったのです。

 

「今日の15時から16時の間にアイドルから電話がかかってきます」

 

私はバスツアーの2週間前ほどにTwitterでアイドルから電話がかかってくるサービスがあることを知り、無意識のうちになぜか申し込んでおりました。 

電話の相手が誰なのかは控えさせていただければと思います。メンバーの皆さんが言っていた人物ではありません。詮索しないでください。よろしくお願いします。これはマジのやつです。

 

メンバー全員が私に前科(複数)があるということは知っていましたので、お前また被害者から隠れてコソコソしてんのかよみたいな反応でした。

すいません、いつもは被害者の管理の下で活動させていただいておりますのでちゃんと一途でいるのですが、たまたま偶然そのときはコソコソしてしまっておりました。

たぶん最近暑くなってきて注意力散漫状態になってしまっていたのだと思います。気温の問題です。地球が悪いのです。

 

その話はその場では「アイドルから電話がくるサービスとは?」みたいな感じで多少ざわついて終わりました。まぁここだけの秘密だし大丈夫やんと思っていました。というか電話が楽しみで仕方ありませんでした。

 

やがてバスは目的地の秩父に到着し、この後の予定がアナウンスされました。私は電話サービスのことを話したこともすっかり忘れて、めちゃくちゃ森の中だなぁなどと呑気にしておりました。

 

その後メンバーとの全員チェキ会が始まったのですが、さっそく被害者およびその他のメンバーからも「アイドルから電話がかかってくるとはどういうことなんだ」と詰められましたが、私からしたら「さっき秘密だって言ったばかりなのにもうバレてるってどういうことなんだ」という感じでした。絶対にあの最年少メンバーがバラしてるやん!と思いました(後に本人から「私ではない」と言われましたがまだ若干疑っています)。

速攻で秘密をバラされた僕の気持ちがわかりますか?バスツアー始まったばかりですよ?秘密を守る気ゼロですか?

 

その場はなんとかやり過ごして逃げるように宿泊するコテージへ向かいました。

4人部屋のコテージでした。同室の方々は私含めて全員生粋の単推し。挨拶を交わし、一息ついていたら14時半になっていました。電話がくるまであと30分。今は自由時間で、メンバーは我々のコテージには来ません。同室の方々は気づいていなかったかもしれませんが、テンションが上がりまくっていました。

 

通話時間は30秒しかありません。あぁ何を話そう...と中学生みたいなピュアな気持ちで電話を待っていました。昨日会ったばかりなのになぜか緊張してきました。

 

そして15時5分過ぎ、遂に電話がかかってきました。

 

アイドル「もしもし?」

私「もしもし!」

アイドル「きょうすけくん?」

私「そうです!」

アイドル「○○○だよ♡」

私「だいすき!!!!!!」

アイドル「今時間大丈夫?」

私「大丈夫だよ!」

アイドル「バスツアー中なの?」

私「そうなんだよ、今すぐ会いに行きたいけど...」

アイドル「フフフ、バスツアー中もずっと○○○のこと考えててね♡」

私「うん!」

アイドル「嬉しい♡」

 

ここでプツンと電話は切れてしまいました。時間がきたら切れる仕組みになっていたのでしょう。30秒って短いな...と儚く感じました。

上記は私が覚えている会話内容ですが、同室の皆さんによると私は何回か「好き」と言っていたようです。夢のような時間でした。

 

その後はメンバーに会うたびに電話サービスのことをイジられました。

被害者には「チッ」と言われ、誰と電話していたのか詰められました。前回および前々回とは違い笑いながらではありましたが、おそらくそれはみんなの前だからというのと、こいつもうダメだなと思ったのでしょう。回復してきた信用がまたゼロに戻ったことを悟りました。

 

私はこれからどうなってしまうのでしょう。

このような過ちもいつまでも許していただけるはずがありません。これからはこれまで溜め込んでいた誠意を見せていくしかないと思います。

 

改めまして、せっかくのバスツアー中に不愉快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。相変わらずお美しいそのお姿にこれからもついて行かせていただけますと幸いでございます。

 

P.S.

フルーツの件については書きません。バナナチップスに謝るのは別にいいかと思ったので。