True Love Waits

Radioheadの新作『A Moon Shaped Pool』がリリースされてから半月ほどが経った。

僕は1番好きなバンドがRadioheadだと言っても過言ではないくらいだが、正直に言うとそこまでの熱は最近はなくなってしまっている。

リリースが発表されてから、個人的に注目している1曲があった。本作の最後に収録されている「True Love Waits」だ。

この曲は1995年ごろからライブで演奏されていたが、音源化されることがなく、新作のリリース発表がある度にこの曲の存在を思い出しては忘れていくということを繰り返していた(そういえば「Lift」も音源化されていない)。ちなみに2001年に発表されたライブ盤『I Might Be Wrong』にはライブ音源が収録されている。

21年経ってやっと音源化すると知ってとても嬉しかった。僕はライブ盤を聴いてこの曲のことがとても好きになっていた。

実際に収録されているのはピアノがどことなく物憂げな印象を与える静かなバージョンになっている。パートナーと別れたトムが"どこにも行かないで"と歌うのはあまりに悲しい。

僕は少しの笑顔を浮かべて歌っているこのアコースティックバージョンのほうが好きだ。

youtu.be

 

A MOON SHAPED POOL

A MOON SHAPED POOL